ぎふ清流GAP推進センター

GAP(Good Agricultural Practice:農業生産工程管理)とは?

 GAP(ギャップ)は、環境保全型農業、食品安全だけでなく、農業現場の労働安全と人権・福祉の考え方も組み込んだ、サスティナビリティ(持続可能な農業)につながる取り組みで、食品衛生法や農薬取締法等の農林業者が守るべき法令等に基づき、食品安全や環境保全や労働安全を守りながら農林産物を生産するために"最低限行うべき農作業・管理のポイント"をまとめたものです。GAPを活用し、自らの農場管理を体系的に見直すことが農業経営改善や農業生産活動に対する信頼性を高めることにつながります。


ぎふ清流GAP推進センターとは

 岐阜県では、令和2年11月に「ぎふ清流GAP評価制度」を創設するとともに、11月に(一社)岐阜県農畜産公社内に当センターを開設し、制度の推進拠点としての活動を開始しました。具体的には、下記の業務を行っています。


ぎふ清流GAP推進センターの業務

1. 「ぎふ清流GAP評価制度」の推進と普及
   ・岐阜県、JAグループ等関係機関と連携しGAPの取組を推進するとともに流通
  事業者や消費者へのPRを行います。
2. 専門評価員による農場評価の実施
   ・農場評価を実施し、結果・改善が必要な点などを書面で報告します。
3. GAP指導員の育成と資質向上
   ・GAPの実践・認証取得を支援するために、岐阜県及びJAグループ等関係機
  関におけるGAP指導者の育成研修を実施します。
4. GAPに関する相談窓口
   ・GAPに関する総合的な相談窓口として情報提供等を行います。


ぎふ清流GAP評価制度とは

 県内農林業者のGAPの取り組みを、(一社)日本生産者GAP協会が開発したGAP教育システム「グリーンハーベスター農場評価制度(GH農場評価制度)」を活用して、農場評価する制度です。
 この制度では、専門評価員が農場管理の実態を客観的に評価し、「どこに問題があるのか」「なぜ問題なのか」「どの程度問題なのか」を明らかにします。評価結果の報告書面で、自分のGAPレベルや改善点がわかりやすく、農場管理の改善に役立てることができます。
 GAPに関する相談は、ぎふ清流GAP推進センターや現地機関の農業普及指導員やJA営農指導員がサポートするため、初めてでも安心してGAPに取り組めます。
 また、農林業者のGAP取り組みを広くPRするため「ぎふ清流GAPロゴマーク」をつくりました。
 今後は、制度の普及推進にロゴマークを活用し、「ぎふ清流GAP評価制度の取り組み」やぎふ清流GAP実践農場から生産される「安心と信頼の岐阜の農産物」をPRしていきます。

○「ぎふ清流GAP評価制度」の詳細についてはこちら


「ぎふ清流GAP評価制度」の詳細は、
「要綱・要領、申請様式等(岐阜県ホームページ)」
をご覧ください



上記の表紙写真をクリックするとPDFデータで閲覧できます。


お問い合わせ

ぎふ清流GAP推進センター
〒500-8385 岐阜県岐阜市下奈良2丁目2番1号 岐阜県福祉・農業会館内
TEL:058-216-1566 FAX:058-216-1567
Mail:gifu-gap@gifu-notiku.com

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